円の暴落
つい最近円の暴落がありましたね。
一日で7%の暴落です。
日銀は円安を容認しているようですが、ウクライナ戦争の関係で、原油がドルベースでも高騰し、ここで円安が加担するといよいよ日本でもインフレが起きそうです。
日本はここ20年ずっとデフレだったが、ひとえにリスク回避通貨であったのが原因です。
世界経済が高騰する時にリスク回避で円が買われ、円高に進む傾向がありました。
2008年リーマンショックの時も原油高がありましたが、ドル円80円の円高が影響を打ち消しました。
個人的には今の円安をいいとは思っていません。
インフレを目指すにしてもすでに遅すぎです。
日本の一般家庭と企業はすでに負債率を30年かけて下げており、中小企業は無借金経営を自慢している状況です。
インフレが起きても返済する債務がないわけですから、助かるのは日本政府ぐらいでしょう。
むしろ給料が上がらない国民が円安の影響でものが手に入らなくなるほうがしんどいです。
通貨発行権を持つ日銀がもっと一般国民のことを考えてもらいたいです。